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CAFE ESQUISSE  

〒064-0821
札幌市中央区北1条西23丁目1-1
TEL/FAX 011-615-2334

営業時間
月-土 12:00 - 24:00
日   12:00 - 21:00
休日
毎週水曜日

ESQUISSE GALLERY Vol.292005年04月01日 ~ 2005年04月26日
三上俊成写真展 ORADOUR 1944
-六十年後のオラドゥール村-
今回の写真は、昨年7月にフランスのオラドゥール村にて撮影したものです。1944年6月10日、ノルマンディー上陸作戦に向かうはずだったドイツ軍の一部隊が突然行き先を変え、それまで平和でのどかだったオラドゥール村へ入り、虐殺により642人の尊い命を奪いました。なぜそのような事件が起こったのか、事件後の裁判でもついに明らかにはなりませんでした。言うなれば、「理由無き虐殺」だったわけです。一見この事件は偶発的に起こったように思われます。しかし私自身はこの虐殺事件を、起こるべくして起こった当たり前の事件だと考えています。なぜなら、過去の戦争を振り返るとこのような事件は当たり前のように起こっているからです。第二次世界大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、歴史学的な見解や規模の大小はいずれにせよ、戦争のあるところでは必ず起こっています。事件として世間に公表されるものもあれば、記録として残らないものもあります。現在のイラクでも起こっているかもしれません。

 それではなぜ、このような悲惨な事件がおこるのか。それは、戦争が人を変えてしまうからです。それまで普通の青年、あるいは父親だった人たちでも、いざ戦場へ行き殺すか殺されるかの精神的極限状態にさらされると人は変えられてしまいます。そんな野蛮なことは絶対にしないと考えている私自身でさえ、いざ同じ状況に立たされれば変わってしまうでしょう。

 これまでに海外十カ所の戦争博物館を訪れて写真を撮ってきました。どの博物館も建てられた時には共通の願いがありました。それは戦争を通じて悲惨な体験をした我々の祖先によるもので、後世を生きる者たちが二度と同じ過ちを繰り返さないように、という願いです。せっかく我々のために建てられた戦争博物館ですから、時々それを見直すことは大事なことです。自衛隊の海外派遣や憲法改正が議論されている中、この写真展がが少しでもみなさんにとってさらに平和について考えるきっかけとなればと願っております。
出展作品
●出展者 プロフィール
三上俊成 (Mikami Toshinari)
 
   大学生の頃旅にハマり、東西ヨーロッパやアジアなど17カ国をバックパッカーとして旅行する。ベトナムで入院したりオランダではナイフで脅されたり、ポーランドでは万引きしたりと様々な経験をした。同時に「日本にいては正しい戦争史が学べない」と思い、海外の戦争博物館を訪れては撮影し続けている。現在はドイツから来た留学生たちの生活ドキュメンタリー、クラブDJを中心とした盛岡のサブカルチャーやモデル撮影を行っている。歯科医師。

2003写真展 「彼らの盛岡時代」
2004~戦争が人を変える~「理由なき虐殺の跡」 六十年後のオラドゥール村 (Gallery LIRIO,盛岡)
2005三上俊成写真展「ORADOUR 1944 -六十年後のオラドゥール村-」 (CAFE ESQUISSE,札幌)
 
●開催データ
展覧会名: 三上俊成写真展 ORADOUR 1944
-六十年後のオラドゥール村-
会期: 2005年04月01日 ~ 2005年04月26日
時間: 平 日 12:00~24:00
日祝日 12:00~21:00
定休日:水曜日
入場料: 無料(喫茶店内で展示の為、お飲み物等は各自お買い求め下さい。)
場所: 札幌市中央区北1条西23丁目1-1 メゾンドブーケ円山1F
CAFE ESQUISSE(カフェ エスキス)
連絡先: TEL/FAX 011-615-2334

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