海に呼ばれて過ごす時間。
オフシーズンの海辺で佇む。
それは、人の心の風景。
展覧会に寄せて
「海乃叙景」はオフシーズンの海辺の写真です。
海と向き合い、彼(彼女)或いは彼らは何を想い、何を語り合っているのか。
海に呼ばれ、もしくは海を欲し、見つめる先は波間なのか、己の心情の波なのか。
波の音。風の音。時に海鳥の鳴き声。
遠くで人が笑う声も。
すすり泣く声。甘い囁き。
強い決意や誓い、そして。
目を瞑れば、
耳を澄ませば、
そこには人の数だけの叙景が広がる。
七苗 恭己(kyoki Nanae)
1974年北海道札幌市生まれ、在住。
大学在学中より趣味で小説を書き始める。写真に詩をつける作品に興味を持ち、写真を撮り始める。
風景に人物が溶け込む世界を好み、情感を感じてもらえるような作品を目指して表現を模索中。
個展
2016 | 昨日、見た夢手の中に残るモノ(サッポロ珈琲館本店 北海道札幌市) |
2022 | distance(ギャラリー門馬 北海道札幌市) |
2025 | 海乃叙景(CAFE ESQUISSE 北海道札幌市) |
主なグループ展
2016 | Cross road(画廊喫茶チャオ 北海道札幌市) |
2017 | Cross road(画廊喫茶チャオ 北海道札幌市) |
2020 | 或る女 序(CAFÉ&GALLERY 土土 北海道札幌市) |
2021 | 或る女 栞(CAFÉ&GALLERY 土土 北海道札幌市) |
2022 | 群青(アートスペース201 北海道札幌市) あいろこいろ(茶廊法邑 北海道札幌市) |
2023 | 或る女 郷(CAFÉ&GALLERY 土土 北海道札幌市) |
2024 | 或る女 愁(CAFÉ&GALLERY 土土 北海道札幌市) |