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Vol. 287

樺島侑希×シモガキカナコ 二人展『しなやかな強さ』

YUKI KABASHIMA × KANAKO SHIMOGAKI EXHIBITION

2024.6.20 ─

2024.7.15

自由自在に形を変えることの出来る強さ。

それは、生きている物全てに与えられた力であり、本能だ。

展覧会に寄せて

この度「しなやかな強さ」というタイトルで二人展を行うことになりました。

私たちが出会ってから15年ほどの月日が経ちました。その間、仕事や家庭のことなど、いろいろなイベントがそれぞれの間に起こり、それらの出来事に女性として、人間としてどう向き合っていったかを話しているうちに、「しなやかな強さ」という言葉を思いつきました。もともと音楽や詩など、お互い何かしらの表現活動が好きでしたが、今回は「絵」という表現の形で皆様にお会いできることを嬉しく思います。

モチーフやや色遣いについては自由に制作したのですが、不思議と月と太陽のような、正反対の作風になりました。二者二様の「しなやかな強さ」をぜひ楽しんでいただけましたら幸いです。皆さまの心に潤いを与えられるひと時となりますように。

樺島侑希(Yuki Kabashima)

青森生まれ、道東標津町育ち、札幌市在住

小さな頃よく植物を観察して描いていた為か、花や自然をテーマとした絵を描くことが多いです。主にオイルパステルを使用しています。一見水彩画のような淡い表現が出来る一方、油絵のもつ重厚さも表現できるように感じるからです。スプレーで速乾できることも気に入っており、モチーフとなるものは主に、私の日常の中で興味のそそられたものが対象です。今回のテーマでは、様々な形をもつ命に備わる強さをイメージ、表現しました。それは生きる上で身につけていく強さであったり、綻びかけても再生していける強さ、細く長くも戦い続けていく強さ、強さを変換する強さであったりと多様であると感じます。人に優しくあることも生きていく毎に備わっていく強さや覚悟だと思います。その強さを自然からも頂きながら、共存し、人が生まれながらに宿す本能に絵という手段で呼びかけていきたいです。

略歴

2019年ボールペン画家によるグループ展 『点と線』 参加(ギャラリー犬養/札幌)
2020年色鉛筆画による風景画『一度死んで又甦る』個展開催(ギャラリー犬養/札幌)
2020年jam公募展 第6回 入選
2021年jam公募展 第7回 美術出版エデュケーショナル賞
2023年第32回全日本アートサロン絵画大賞展 写実表現部門入選

 

シモガキカナコ(Kanako Shimogaki)

岩見沢市出身・在住

2017年、ボールペンで絵を描き始めたところから制作が始まりました。デジタルコラージュや墨絵、水彩など、その時その時の興味のある画材で作品づくりを行っています。この度の二人展では、主にアクリル画と油彩画を展示いたします。制作を始める際に決めていたわけではないのですが、不思議と青い作品が多くなりました。私は、絵は私の表現の手段の一つであると同時に見てくれた人の感情を映す鏡だと思っているので、あまり作品に込められた意味やテーマは説明しない派です。各々自由な解釈で作品を見て頂きたいと思っています。その上で少しでも心を動かすことができたら、凄く凄く嬉しいです!

instagram @k_s_painting

略歴

2019年ボールペン画家によるグループ展 『点と線』 参加(ギャラリー犬養/札幌)
2020年蟻をテーマにした個展『Ants』開催(ギャラリー犬養/札幌)
2020年『the Local Bake Shop』様 店内壁画作成
2021年isomekiとの二人展『oracle』開催(ギャラリー犬養/札幌)

 

樺島侑希「上気する生命」
シモガキカナコ「生彩」
ARCHIVE

店内の壁面や棚は貸しギャラリーとなっております。絵画、写真、彫刻、版画などジャンルを問わず、3~4週間の会期で展覧会を行っています。アート作品を見ながら楽しんで頂ければなによりです。展覧会の申し込みも随時受け付けておりますので、お問合せ下さい。

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