本展覧会の準備を進めていた中、昨年11月にご病気により小坂英一さんは急逝されました。今回、作者不在ではありますが生前の意向を汲んで、この展覧会に向けて準備されてきた「MIX」シリーズと題した最後のシリーズを中心に、旧作も織り交ぜながらご遺族のご協力により開催する運びとなりました。
美しさや面白さを求めて描き続けてきた小坂英一さんの作品を是非ご高覧頂けると幸いです。
小坂英一 2020年11月4日 55歳で永眠
小坂英一 (Hidekazu Kosaka)
1965年 札幌市生まれ
1987年 北海道綜合美術専門学校卒
上京し、写真製版、写真制作デザイン、広告代理業等アルバイト多数
1995年 帰郷、絵を描き始める
1998年 SAPPORO CONTEMPORARY ART AWARD ’98 出品
2000年 三岸好太郎、節子賞展 出品(第1時審査通過、第2時審査辞退)
2002年 第5回オリジナル大賞展 出品(オリジナル画廊、札幌)
2003年 初個展(オリジナル画廊、札幌)
2004年 作品展示(Ankh(あんく)、札幌)
国際現代美術家協会(i.m.a)入選 以降、08年まで出品2008年国際現代美術家協会 会員になり脱会
2010年 個展「軌跡」(カフェエスキス、札幌)
2011年 企画展「Piece of wishes ─東日本大震災義援金チャリティ作品展─」参加(カフェエスキス、札幌)
2013年 東日本大震災被災地支援募金活動「ポストカード・プロジェクト」参加
個展「LINE ─あじわいのある線への挑戦─」(カフェエスキス、札幌)
2018年 個展「form」(カフェエスキス、札幌)
2020年 11月4日 55歳で永眠